「 鳥毛洞窟 」 Feb 2020
お久しぶりです。
ブログ始めてからなんと2回目の投稿になります。
投稿する内容考え出すと何を書けばいいやらわからなくなり、忘れ去ろうとしていましたが、
Instagramで、ブログ読んでみたいと親切にコメント下さった方がいたので、
写真にまつわることですが、撮るもの(興味の対象)が変り、どはまりしていた風景写真を撮らなくなった理由をまとめてみようと思います。
住んでいる環境的に難しい
ハマりだしたらとことん追求してしまうタイプで、他にやらなければいけないことを疎かにしてしまう程没入します。
四季をテーマに撮影していた頃は、仕事が終わると、InstagramやTwitterで他の人の写真を元に撮影スポットを探し、 Google Mapでロケハンしてました。
休みの日には日の出に合わせて長距離ドライブで各スポットへ向かうという生活を繰り返していました。当たり前ですが、交通費や装備にかけるお金、リサーチする時間への投資がかなりキツかったのです。
個性が出しにくい
風景写真とは撮影する風景に対して、いかに謙虚になれるかが重要です。同じアングルでも季節や時間、天候により見え方が全く変わりますよね。なので、本気で撮影するときは何度も通い、奇跡の瞬間をひたすら待ちます。さらにそこが定番スポットであれば、場所取り合戦だってあります。大きなカメラ、大きな三脚で威圧されることだって少なくありません。
SNSなど見ていると、彩度を極端に上げていたり、光芒をPhotoshopで描いてしまったり、現像テクニックで神がかった絶景写真に仕上げるといったように、現像により個性を出そうとしている方が目立ちます。
私もInstagramでは目立つように極端な現像に走った時期もありましたし、featureしていただくことも多かったのですが、なにやってんだろう僕・・・と虚無感を抱いておりました。
自分にしか撮れないシーンを撮りたい
一番の理由はこれかもしれません。
絶景スポットに行って三脚立ててパンフォーカスの美しい写真を撮っても、どうしても「自分」が乗ってこなかったし、僕じゃなくてもいい感が凄かったのです。
それよりも普段の生活で目にする些細な瞬間や、周りの友達、美味しいごはんや大切な物、散歩中に目にした気になるものを写真に残したしたいと考える様になりました。現像による過剰表現で個性を出すのではなく、自分自身の置かれている自然な場所からの視点で撮れば、それが個性になるということに今更気が付きました。
「 沖島行きの船内にて」 Jun 2021
上の写真を見ていただければ一目瞭然ですが、別人の写真みたいですよね。夕日が窓に差し掛かり、やんちゃそうなおちゃんが惜しむように景色を眺める姿が美しく撮影しました。
使用機材もガラっと変えたのもあります。機材の話はまた別の機会にお話いたします。
ダラダラとお話しましたが、なぜ私が風景写真を撮らなくなったのか。簡単に言うとこんなところです。もちろん見るのも好きですし、撮影することが嫌いになったわけではございません。またいつかガッツリのめり込む周期が来ることでしょう。
しばらくは自分にしか撮れないシーンをテーマに撮影していこうと思います。
それでは今回はこんなところで。
(^^)/~~~